自律神経 | サプリメントアドバイザー・メモ

自律神経

自律神経(・・・交感神経と副交感神経)は、
あらゆる細胞に指令を出し、その機能を調整している神経です。

・・・自律神経は自分の意思とは無関係に、体表や身体の内部の刺激に反応して身体の機能を調整する働きをしています。
例えば、急に走ると“ハ~ハ~”と激しく息をして心臓がドキドキとするのは、自律神経によって呼吸や心臓の動きが速くなったためです。

交感神経は運動や緊張など、体を興奮状態にさせるときに働き、
副交感神経は食事や睡眠など、体をリラックスさせるときに働きます。

交感神経が優位な状態になると、普段より顆粒球が増え、リンパ球が減ってきます。
このような状態が長く続くと、過剰に増えた顆粒球が、細菌だけでなく正常な細胞までも破壊するようになってしまいます。

その結果が・・
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎などが起こります。
さらにリンパ球が減っていることから、ウィルス感染の病気にもかかりやすくなってしまいます。

交感神経が優位な状態とは、人間がストレスにさらされているときなのです。
したがって、強いストレスがある生活を長い間続けていると、免疫力の低下によって、いろいろな病気になってしまうことになります。
これを予防するためには、リラックスをして副交感神経を活性化させることが大切です。
例えば、
食事をして腸管を刺激することでも副交感神経が活性化するのできちんと食事はとることをお勧めいたします。
もちろん、食事はすべての栄養素に不足がないように。特にストレスによって消失してしまうビタミンB群、ビタミンCは積極的に摂取してください。
炭水化物、タンパク質、脂肪、ビタミンB群、ミネラルを含む玄米はお勧めです。
キノコ類に含まれる、多糖類にも免疫を高める効果があります。

副交感神経が優位な状態が、長く続きすぎる場合も問題があります。
リンパ球が必要以上に増え、ちょっとした抗原にも過剰に反応して、アレルギー疾患が起こりやすくなります。

したがって、
交感神経、副交感神経のバランスをしっかり保つような健康的な生活を送る必要があるということです。