ゼアキサンチンなどなど | サプリメントアドバイザー・メモ

ゼアキサンチンなどなど

強力な抗酸化作用で老化から守る

<<なぜいいのか>>
ゼアキサンチン、アスタキサンチン、クリプトキサンチンは、動植物の赤や黄色の色素成分であるカロテノイドです。
カロテノイドは以前にもご説明したように強力な抗酸化作用があります。

アスタキサンチンは、サケやいくら、鯛、エビ、かになどに見られる赤色色素のことで、抗酸化力は「ビタミンEの数百倍」もあるといわれています。
脂肪に溶ける性質をもつため、特に血液中のLDLコレステロールの酸化を抑える作用が強く、血管壁を守る働きもあります。
また、活性酸素の中でももっとも活性の強力な重項酸素に対して効果を発揮します。肌荒れやしわの予防、シミの抑制にも効果があります。

ゼアキサンチンは、パパイヤやマンゴ、ほうれん草などに含まれています。
カロテノイドの仲間であるルテインと同様に、目の網膜や黄斑部に存在し、目の中にできた活性酸素を除去する働きをします。

クリプトキサンチンは、柑橘類に多く含まれています。
クリプトキサンチンは細胞を保護し、ガン抑制作用があることでも注目されています。

<<摂取方法>>
アスタキサンチンは、1日に3mg以上必要といわれています。
サケの切り身一切れにはだいたい0.6mgくらい含まれています。
ゼアキサンチンは、1日に6mgくらい必要です。ほうれん草でだいたい60~80g程度必要となります。
クリプトキサンチンは、1日2mgほど必要です。
温州ミカン100g程度のものでだいたい2mgほど含まれています。
これらの成分は活性酸素を取り込んで自分自身が酸化します。
しかし、水溶性の抗酸化成分を一緒に摂取することで効果が戻ることがわかっています。