ビタミンk | サプリメントアドバイザー・メモ

ビタミンk

血液と骨に不可欠

<<なぜよいの>>
ビタミンKは怪我をしたときの出血や内出血の時に血液を凝固させる働きをします。
血液凝固に働く因子のいくつかのタンパク質合成に必要なビタミンが、
ビタミンK
なのです。
ビタミンKが不足すると、正常な血液凝固ができないことがあるため出血が抑えられず、出血多量になることがあります。

その他の血液への働きとしては、月経時の多量出血を減らす、内出血と破れた血管から体内出血を予防する。

また、カルシウムが骨へ沈は着するときに必要となります。
タンパク質の合成に関わります。

一般的にカルシウムと関係が深い、ビタミンDや骨のタンパク質成分であるコラーゲンの形成に関わるビタミンCとともに、ビタミンKも骨には欠かせません。
また、ビタミンDが筋肉カルシウム量が減ったときに骨からの供給をするように、ビタミンKは骨からカルシウムが流出していくのを押さえる働きもしている。
骨粗鬆症の予防などにも有効であるといわれている。

ビタミンKには2種類あります。
ビタミンK1:緑葉野菜に含まれています
ビタミンK2:腸内細菌や発酵食品に使われている細菌によって作られている

<<注意点>>
合成ビタミンK(ビタミンK3)を一度に過剰に摂取した場合、貧血や血圧低下などの症状が出る場合があります。
これは一日の所要量の50倍以上の摂取で生じます。

<<摂取方法>>
妊娠中や授乳中の母親がビタミンKの不足である場合、胎児や赤ちゃんへ影響を及ぼす場合があります。
まだ腸内細菌が発達していない新生児は、ビタミンKを体内で合成できないため少量を母体から補う必要があります。
生後1週間前後に起こる新生児出血といわれる便が黒っぽい状態のときや、生後2~3週間に起こる場合のある頭蓋骨出血の予防にも有効である。