コエンザイムQ10 | サプリメントアドバイザー・メモ

コエンザイムQ10

活力を保つために必要なエネルギー生成を助けます


<<なぜよいの>>

エネルギーを生産するのに欠かせない補酵素です。

もともとは体内で作られるものですが、年をとるにつれて合成されにくくなります。

不足してくるとエネルギー生成力が弱くなって、肌の老化や免疫力低下、疲労しやすくなる、肩こり、冷え性などの症状が現れてきます。


臓器や筋肉が働くために、エネルギーを生み出すもとになるATP(アデノシン三リン酸)という物質があります。


血糖や脂肪酸からATPを生成するときに、コエンザイムQ10が大切な役割をします。


さらに、抗酸化力や免疫機能の強化、心臓機能の維持にも働く栄養素です。


たとえば、

血管内のLDLコレステロールが悪玉の「酸化LDL」に変わるのを抑えるので、動脈硬化などの予防にも効果がありますし、細胞のエネルギーを生成しやすくするので、疲労回復や年齢による肌のトラブルの修復にも効果が期待できます。


さらに、飲み続けることで、心肺機能が向上したり筋肉の修復が助けられるなどから、運動をする人にも適した栄養素ともいえるのです。


コエンザイムQ10は、以前からうっ血性心疾患などの治療薬として用いられてきました。

2001年4月の食薬区分改正によって、サプリメントとして使用できるようになったものです。


別名をビタミンQ、ユビキノンともいわれています。

ユビキノンとは「ユビキタス=いたるところに・・・」という言葉からつけられたもので、あらゆる細胞に存在していることを意味しています。

特に、生まれてから一生動き続ける心臓での含有量が一番高くなっています


<<摂取方法>>

加齢だけでなく、ストレス、偏食などでも不足しがちな栄養素です。

牛肉、豚肉、レバーなど、鰹や鰯、鯖などの青背の魚類に比較的多く含まれています。

食物だけで完全に補給するのは難しいので、サプリメントを併用して効果的に補給することになります。

摂取量の目安としては、

1日60~100mgです。

さらに、高濃度を摂取しても副作用がないという報告もあります。

(ただし、現段階ですので過剰の摂取はお勧めいたしません)

また、ビタミンEの抗酸化力やビタミンB6の免疫増強作用を補強する働きもあります。