ヒアルロン酸 | サプリメントアドバイザー・メモ

ヒアルロン酸

皮膚のシミ・しわ防止に効果


<<なぜよいの>>

夏にはシミ・しわ防止対策がいっそう気になりますね。

人の細胞は、細胞と細胞の間を埋めているムコ多糖と呼ばれる物質によって守られています。


ヒアルロン酸はムコ多糖類の一種で、粘りがあり、保水量はヒアルロン酸自身の質量の約6000倍もあります。

6000倍というと、、、1gのヒアルロン酸で6リットルということなのです。


コンドロイチンと同じ働きを持ち、きわめて親密な相互関係を持ちます。

動物性食品に豊富に含まれていますが、肉ではなく皮や骨、関節といった部分に多く含まれます。


ヒアルロン酸の保有量は胎児の時が最も多く、その後減り続けます。

成人以降は、なんと1/4まで減少するといわれています。


ヒアルロン酸は、細胞組織の構築、細胞外液の水分調節、潤滑剤、創傷治癒などの働きをするとされています。

たとえば、リウマチや関節炎の時にヒアルロン酸を注射すると、関節がなめらかになります。

また、体の中でもっとも水分を必要とする眼球は、ヒアルロン酸を主とするムコ多糖が水和した溶液に浮かんでいるので、摂取することでよく見えるようになり、目の透明度が保持されます。


糖尿病は、血液が固まりやすくなったり、動脈硬化になりやすくなったりして、その結果、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる病気であるが、ヒアルロン酸が血液の保水力を調節してくれるので、予防も期待できるのです。


そのほかにも、ヒアルロン酸は体内の細胞を活性化し、必要な栄養素を必要な場所に運ぶ働きをする。

多くのミネラル類、アミノ酸、ビタミン類も運ぶので、活性酸素の除去や細胞の劣化防止にも役立ちます。


また、女性の方へは、若返り成分として注目されています。

摂取し続けると、コラーゲンが変質することがなく、シミやしわの予防ができ、弾力性のある肌を維持できるからです。

さらに卵巣に働きを助け、生理痛を軽減する作用や、更年期障害の改善作用も期待されています。


<<摂取の方法>>

ヒアルロン酸は、鳥の皮などに含有量が高いが、普段は食べにくい部分なので、サプリメントで摂取する方がよいでしょう。

また高分子で吸収されにくい成分であるので、加工されたサプリメントで摂取する方がよいかもしれません。